その他の修理

あしながおじさん

あしながおじさん

ライニング除去と中敷交換

合成皮革、いわゆる合皮は生地の表面にポリウレタンや塩化ビニルなどの樹脂素材を塗布して本革のような見た目にしているものです。
最近では合皮のクオリティも上がってきており、本革と見間違えるほどになっています。
しかし合皮は4,5年経つと表面の樹脂が加水分解を起こしてしまいボロボロに剥がれます。
一般的に合皮をアッパーに使用している場合は加水分解が起きたら寿命と捉えられています。

ではライニング(内張り)に合皮が使用されている場合も同様に加水分解が起きてしまったら寿命なのでしょうか。
今回はそんなパターンのご相談です。

こちらのあしながおじさんのお靴。
アッパーは本革ですがライニングが合皮のためお客様が久しぶりにお履きになった時に靴下に劣化した樹脂の塗膜が引っ付きボロボロに崩壊してしまったようです。
お修理代金があまりにも高額になるようであれば買い替えもご検討されるとのことでした。

この場合は2通りの直し方をご提案しております。
1.劣化しているライニングを全て本革で交換する。
2.劣化しているライニングの表面のみを除去する。

1の方法は面積にもよりますがお修理代金が1万円近くなってしまうため今回は2の方法で承りました。

まずは表面の劣化した樹脂塗膜を手で剥がします。

概ね剥がし終えたらべたつきを抑えるためにクリーニング剤を付けた布で拭きます。
中敷は本革で張り替えるため一度剥がしてクリーニングします。

本革で作り替えた中敷を元に戻して完成です。
靴の機能や耐久性はこの方法でも全く問題ありません。
これでまた永くお使いいただけるはずです。

今回のお修理は
ライニング合皮はがし(クリーニング含む):2,200円(税込)
中敷交換:2,200円(税込)
となります。

お預かりからお渡しまで約1日から承ります。

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